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矢来公園は神楽坂駅より徒歩5分にあります。地下鉄東西線「神楽坂駅2番口」を上がると早稲田通りです。 早稲田通りを右(早稲田方面)に直進し、牛込天神町の交差点を左(矢来町)に渡り、坂を上ると「矢来公園」があります。
神楽坂から牛込天神町の交差点の途中に、老舗菓匠(和菓子屋)「清水」があります。店の佇(たたず)まいに趣(おもむ)きがあり、表の硝子戸には、半紙に墨文字で「ゆず餅」と掲げられています。
早稲田通り沿いを進むと飲食店、クリーニング店等が続き、牛込天神町交差点を左折します。高台の町矢来町の住宅街に入る坂道です。
坂道を上りはじめると直ぐに「神楽坂岡田診療所」があります。神楽坂診療所のドクターは元軍医として、神楽坂界隈の名医です。診療中、デスクの引出しから、航空自衛隊勤務時代のアルバムに貼られた「ブルーインパルス」等の写真を見せて戴けます。
坂道がなだらかになる辺りに、木々に囲まれ、緑豊かな矢来公園があります。
矢来公園に、小浜藩邸跡と杉田玄白生誕の碑(小浜藩邸跡碑と記された右横に杉田玄白生誕の碑と記されています)がリスの親子の像の隣に、4年前建立されました。碑の根本には、小浜藩邸跡と杉田玄生誕の碑の説明文があります。
「若狭国(福井県)小浜藩主の酒井忠勝が、寛永5年(1628)徳川家光からこの地を拝領して下屋敷としたもので、屋敷の周囲に竹矢来をめぐらせたことから、矢来町の名が付けられました。もと屋敷内には、小堀遠州作になる庭園があり、蘭学者として著名な杉田玄白先生もこの屋敷内で生まれました」と書かれています。
又、矢来公園には「雨水貯留・浸透施設」が設置されています。公園入り口にある案内看板に「この公園には、強い降雨期に一時的に雨水を園内に貯留し、地下に浸透させて水害防止を図るため、図のような施設があります」と紹介されています。
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