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朝日坂は、神楽坂通りから横寺町へ上がり、牛込中央通りへ続きます。
朝日坂は、町名の横寺町と言われる通り、お寺が集まっています。
坂下から、龍門寺、圓福寺、正定院寶國寺、長源寺があります。
坂途中にある標柱には、以下のように記載されています。
御府内考には、かつて泉蔵院という寺があり、その境内に朝日天満宮が
あったためこの長ついたとある。
明治初年、このあたりは牛込朝日町と呼ばれていた
東京府史料
朝日坂は尾崎紅葉の終焉の地として有名ですが、島村抱月の終焉の地でもあるそうです。
と言うのは、残念ながら島村抱月終焉の地、芸術倶楽部跡を見つけていないのです。
どこに目がついているのか言われそうですが、何度、朝日坂を歩いて も見つけられません。
島村抱月は、松井須磨子と共に芸術座を結成し、カチューシャの唄、ゴンドラのなどで 人気を博し、朝日坂に芸術倶楽部を作りました。
が、島村抱月が急死すると松井須磨子も後追い自殺をし、芸術座は解散しました。
後に、第一次芸術座と言われた活動期間は、大正2年から大正7年のわずか5年です。 古き良き大正ロマンの頃ですね。
朝日坂上を進むとあさひ児童遊園があります。
開園は、昭和25年(1950)子供の日、千平方メートル以上ある区内でも 大きな敷地を持つ児童遊園です。。
平成21年(2009)園内の遊具などがリニューアルされると 子どもたちがあさひ児童遊園に戻って来たそうです。
花壇などの手入れも、公園サポーターの 手で管理が行き届いています。
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