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見番横丁は、神楽坂通りから神楽坂三丁目6−6、全長100メートルの通り。
新宿区の道路通称名に設定されたのは、平成23年(2011)12月です。
見番横丁の名は、芸者衆の手配や稽古を行う見番が沿道にあることに由来しています。
稽古場から時折、情緒ある三味線の音が聴こえて来ます。
神楽坂で三味線の音が聴こえて来るのは、見番横丁と神楽坂坂上の新内横丁です。
見番は、東京神楽坂組合と称され、神楽坂地区の料亭5軒と芸妓25名が所属しています。(平成21年8月現在)
神楽坂の料亭は、かくれんぼ横丁のうを徳、千月、兵庫横丁の牧、幸本、見番横丁の白宮などです。
東京神楽坂組合の主催で、花柳界入門などを開催しています。
江戸の粋を残す街、人気のある神楽坂から失われつある老舗や料亭。
神楽坂の花柳界の歴史を次代に伝える目的で、立ち上げられたプロジェクトです。
神楽坂料亭主人と芸者さんから教わる花柳界入門として、花柳界から学ぶおもてなしやしつらえ、芸者衆の付き人箱屋さんと幇間(ほうかん)、鳴物道具の作り手と演奏者、三味線の師匠などの花柳界の方々の貴重なお話しを聞きます。
見番の隣には、伏見火防稲荷神社が祀られています。
神楽坂の芸妓衆をはじめ、料亭などの寄進により鎮座。
伏見火防稲荷神社は、総本社が京都伏見の伏見稲荷神社で、祭神は宇迦之御魂神(うかのみたま 倉稲魂)で女の神様です。
火事などの 災害、商売繁盛などにご利益があります。
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