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芸者小路は、神楽坂通りから小栗横丁へ下りる 歩行者専用の路地裏。
見番横丁からクランクになった小路と 熱海湯脇の石畳の階段があります。
神楽坂の坂の中でも、珍しく幾つもの名を持ちます。
熱海湯階段、熱海坂、一番湯の路地、フランスの坂、 カラン坂など。
熱海湯階段は、熱海湯の脇にあるから。
それでは、フランス坂はと言うと、 ひとりのパリジェンヌが登場します。
神楽坂を愛するフランス人のドラ・トーザンは、 で著名な国際ジャーナリスト、東京日仏学院の 講師をしています。
日本とフランスの架け橋として活躍中で、 著書に、東京のプチ・パリですてきな街暮らし があります。
鳥小トールカラーの石畳の装丁と 帯に書かれた紹介文 はフランス人の隠れ家神楽坂。
オリジナルの神楽坂マップも付いています。
ドラ・トーザンの素晴らしいと思う視点は、 近年、神楽坂で目立ち始めているシャッター街が 目立ちはじめ、情緒ある街並みが開発によりビル化 されている事を憂いています。
情緒ある神楽坂の佇まいが消えて行き、 最新のコンクリート建造物が増えていますね。
芸者小路も、いつまでも現在の風情あるまま、 変わらずにいて欲しいものです。
芸者小路の階段脇の熱海湯は、 昭和48年(1973)に開業した 昔ながらの宮型造りの銭湯。
最盛期の頃は、1日千人のお客がいたとか。 現在では、近隣の大学の学園祭などがあると 百人ほど来るそうです。
タオルの無料貸出をしている ので、 気軽に銭湯体験が出来ますね。
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