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小栗横丁は、小栗通りとも表記されます。
例えば、新宿区観光協会の新宿史跡文化財散策 マップでは、小栗横丁と記載され、 新宿未来創造財団の五感で楽しむ新宿観光ガイド ブックでは、小栗通りと記載されています。
小栗横丁は、神楽坂通りから1本、南側、 毘沙門天脇から伸びる大手門通りに突き当ります。
小栗横丁の名は、かつてこの通りの両端の旗本 小栗と言う姓の武家屋敷が在った事に由来。
ふたつの小栗家の姻戚は、不明です。
又、以前は通りの北側には小川が流れており、 湧水が豊富であったようです。
小栗横丁の中央辺りに銭湯、熱海湯がある事から 熱海湯通りとも称され、神楽坂の芸妓衆が通った 粋な歴史を持つ銭湯です。
現 在の熱海湯のご主人は2代目。 昭和から受け継がれる銭湯をいつまでも守り 続けて戴きものですね。
熱海湯は宮造りで、東京型銭湯の特徴、 三角の千鳥破風があります。
東京の銭湯が宮造りになったのは、 関東大震災以降です。
熱海湯の脇の階段は、熱海湯階段と呼ばれます。
石畳の階段は狭く、クランクになっています。
情緒のある階段を上ってゆくと見番前に出ます。
見番は東京神楽坂組合、芸妓衆の稽古場。
熱海湯階段は芸妓衆がお座敷に通ったと言われ 芸者小道、芸者小路とも呼ばれます。
小栗横丁の熱海湯の前辺りから、幅広い階段が あります。
坂上は、アグネスホテルアンドアパーツメンツ 東京、若宮公園に続きます。
人通りの少ない階段は 日当たりが良く、 神楽坂の猫たちの憩いの場所のひとつです。
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