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みちくさ横丁の入り口は、神楽小路に面し、みちくさ横丁自体は袋小路です。 短い横丁ではありますが、みちくさ横丁は実の個性豊かな味わいのある横丁です。
看板に「神楽小路・みちくさ横丁」とあるように、みちくさ横丁はあくまで神楽小路の一部なんですね。
「みちくさ横丁」なかなかよい響きですね。
みちくさは、馬が道端の草を食べて進行が遅れることから、「目的地へ行く途中で他のことに時間を費やす。」となり、怠けるような意味合いがあります。
会社帰り、この辺りでみちくさして、なかなか帰らない・帰りたくないサラリーマンが、沢山居るんだろうなと勝手に想像しています(笑)
ところで、この界隈は、夏目漱石先生の匂いのする界隈ですが、このみちくさ横丁に来ると決まって漱石先生の大正4年(1915)発表の小説、大学教授である主人公健三が、世俗的社会に束縛され、孤独に生きるさまを描いた自伝的作品、道草を思い出します。
■下の写真:みちくさ横丁に進入してみました。
神楽坂通りと平行する位置関係です。
神楽坂には細い路地がたくさんあり、その中の一つにこの横丁があります。
昼間はそば屋さんがメインですが、夜ともなればスナックやバーなどが営業しています。
「みちくさ横丁」の突き当たりに、コーナーポケットと言う名の有名で老舗のジャズ・バーがあります。
月に一度有望な若手やベテランプ・レイヤーによるライブが行われ、時にはヒゲのマスター松浦氏のバンドも登場するそうです。
■下の写真:みちくさ横丁から神楽小路を見ています。
ジャズバーワインバー、カラオケスナック、山形料理、
ステーキハウス、小料理屋、美味い魚が食べれる居酒屋などなど、実にパワフルなエリアです。
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