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赤城坂は、赤城神社のそばにある坂で、降雪時には人も車も通行に困難を極めるこの一帯で最も険しい坂です。
江戸のころから険しかったようで「新撰東京名所図会」にも峻悪と記録されています。
たぶん、ボストンマラソンの心臓破りの坂「ハートブレイクヒル」を上る赤城坂です(笑)
赤城坂は赤城神社があるから赤城坂となったとある資料で読んだが、では赤城神社が出来る前はなんだったのか?
相当に昔のことですから知ってる人は少ないと思います・・・
写真:スリップ防止の目的で路面に丸い凹みが沢山付けられています。
赤城坂の説明
『赤城神社の側にあるのでこの名があります。「新撰東京名所図会」によれば「…峻悪にして車通るべからず…」とあり、
かなりきつい坂だった当時の様子がしのばれる。平成十三年三月。新宿区教育委員会。』
尚、「新撰東京名所図会」とは、雑誌「風俗画報」の臨時増刊として、
明治29年9月25日(1896)から明治42年3月20日(1909)にかけて刊行された全64編からなる資料本です。
また、「風俗画報」は明治22年(1889)から大正5年(1916)かけて27年間にわたって刊行された全518冊の日本初のグラフ雑誌で
最大と言われている風俗研究誌です。
内容は、江戸・明治・大正の世相風俗・歴史・文学・事物・地理・戦争・災害という全ての分野に及ぶそうです。
赤城坂にある赤城神社の裏門階段
この階段も結構きついです。
以前ここを自転車を押して上がっていく人を見たことがあります。なぜその様なことをするのか?
きっと修験者だったんでしょうね。普通の人はそんなことしませんからね。
でも危ないし、神社じゃなくて、お寺でお願いしますね(笑)
赤城坂を坂下からやや登った辺り
赤城坂の坂下
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